薬師三尊は、仏教における仏像安置形式の一つである。 薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、月光菩薩を右脇侍とする三尊形式である。つまり正面から見て左は月光菩薩、右は日光菩薩ということになる。
坐像の本尊と同じ大きさの脇侍での構成です。優しい雰囲気の本尊は無限の包容力を表わしているように思います。保井戸公民館(下呂市)
薬師如来坐像(44cm)日光菩薩(43cm)月光菩薩(42cm)
<写真をクリックすると大きくなります>
円空の残した薬師如来の内、三尊構成の円空仏について手元の資料で調査しました。末尾には筆者が特定の円空仏を引用して三尊構成と試みた作例についても紹介いたします。 1.音楽寺蔵(江南市)薬師三尊 2.薬師堂蔵(美濃加茂市)薬師三尊 3.報恩寺藏(大垣市)薬師三尊 4.薬師堂藏(岐阜...
0 件のコメント:
コメントを投稿