薬師三尊は、仏教における仏像安置形式の一つである。 薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、月光菩薩を右脇侍とする三尊形式である。つまり正面から見て左は月光菩薩、右は日光菩薩ということになる。
立像の本尊と同じ大きさの脇侍での構成です。袖中の両手で大きな薬壺を捧げる本尊は堂々としていかにも頼りがいのありそうな薬師様です。日光菩薩は左胸に日輪を、月光菩薩は右胸に三日月を持っています。薬王寺(さいたま市)
薬師如来坐像(68cm)日光菩薩(67cm)月光菩薩(67cm)
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円空の残した薬師如来の内、三尊構成の円空仏について手元の資料で調査しました。末尾には筆者が特定の円空仏を引用して三尊構成と試みた作例についても紹介いたします。 1.音楽寺蔵(江南市)薬師三尊 2.薬師堂蔵(美濃加茂市)薬師三尊 3.報恩寺藏(大垣市)薬師三尊 4.薬師堂藏(岐阜...
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