薬師三尊は、仏教における仏像安置形式の一つである。 薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、月光菩薩を右脇侍とする三尊形式である。つまり正面から見て左は月光菩薩、右は日光菩薩ということになる。
坐像の本尊は鳥屋市不動堂蔵(関市上之保)36cmと小坂郷土資料館の日光月光菩薩(44/40cm)の構成です。近年の小さな仏壇にも収まるように小品にまとめました。本尊のワイドなお姿は頼りがいのある内にも優しい雰囲気の仏様です。薬師如来坐像(20~40cm)、日光月光菩薩(15~30cm)ぐらいの大きさが適当と考えています。
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円空の残した薬師如来の内、三尊構成の円空仏について手元の資料で調査しました。末尾には筆者が特定の円空仏を引用して三尊構成と試みた作例についても紹介いたします。 1.音楽寺蔵(江南市)薬師三尊 2.薬師堂蔵(美濃加茂市)薬師三尊 3.報恩寺藏(大垣市)薬師三尊 4.薬師堂藏(岐阜...
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