薬師三尊は、仏教における仏像安置形式の一つである。 薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、月光菩薩を右脇侍とする三尊形式である。つまり正面から見て左は月光菩薩、右は日光菩薩ということになる。
大きくて優しい立像のお顔の本尊と小さな脇侍の構成です。優しい雰囲気の本像は無限の包容力を表わしているように思います。北薬師堂蔵(美濃加茂市蜂屋町)
薬師如来立像(85cm)日光菩薩(54cm)月光菩薩(53cm)は地元では鉈薬師という名で呼ばれている有名な三尊です。
<写真をクリックすると大きくなります>
注)このページに使用した資料や写真は岐阜県の円空仏(岐阜郷土出版社)
円空の残した薬師如来の内、三尊構成の円空仏について手元の資料で調査しました。末尾には筆者が特定の円空仏を引用して三尊構成と試みた作例についても紹介いたします。 1.音楽寺蔵(江南市)薬師三尊 2.薬師堂蔵(美濃加茂市)薬師三尊 3.報恩寺藏(大垣市)薬師三尊 4.薬師堂藏(岐阜...
0 件のコメント:
コメントを投稿